ミステリーハウス
昔々、私がパソコン(当時はマイコンって言っていたが)に初めて触った頃、このゲームがあった。
私の愛器はSHARPのMZ-2000、給料計算を自動化すべく貯金をはたいて購入した超高級一体型電子計算機であった。
機械さえ買えば、給料計算なんかあっという間に出来るんだろうとあさはかな考えでいたところ、この機械がお仕事をするためにはプログラムなるものが必要と言うことに気付き、BASICマガジンやマイコンなんたらという雑誌とにらめっこでコツコツとプログラムを書き始めた頃のことである。
マイコン雑誌で「ミステリーハウス」なるものすごーーく面白そうなゲームがあるという上方を手に入れて、大枚6,000円を投入してこのゲームを買ったのでした。
雷鳴鳴り響く屋敷の前からこのゲームは始まるのですが、そのときの「何か今までに経験したことの無い」感覚は今でも覚えています。
自分で出来ることは「search window」などと英語でコマンドを入れるだけなのですが、何か自分が時代の最先端を行っているような気分になったものです。
現在のプレステなどのものと比べると、幼稚園の子供が書いた落書きのような程度のゲームなのでしょうが、当時は大感激でありました。
その当時の色々なPCゲームについてまとめてあるサイトを偶然見つけたので、うれし懐かし投稿をしてしまいました。
このサイトにはその当時をほうふつとさせるWindows用のゲームもあるようですので、当時の人は一度言ってみると面白いと思いますよ。