Nifty-Serve
Nifty-Serve
今年の3月31日に完全にサービスを停止したそうです。
私がパソコン通信ってものに初めて触れたのがNECの提供する「PC-VAN」でした。
そのあとすぐにNiftyの利用が多くなり、ずっとNiftyを使っていました。
1200ボー(1200bps?)のスピードでTEXTだけで交わされる会話、
今では考えられないほどマイナーな電子コミュニティだったのではないでしょうか。
当時はPCに詳しい人もまわりには居らず、書籍を買いに行っても意味不明な専門書が中心、
PCがらみのわからないことや最新の情報はフォーラムやNifty専用ので質問したり、情報を得たりしてコツコツやっていました。
チャットもNiftyのCBってやつで初体験、一時ははまったりしていました。
考えてみたらあの頃はまだNEC独自のMS-DOSのPCでした。
メモリも今から考えると馬鹿みたいに高価で(今のほうが馬鹿みたい?)増設して640KBほど、
しかもDOSなので256KB以上のメモリの全てを一括して使うことも出来ず、あれこれやりくりして使っていました。
今は普通のPCに増設メモリが512MB付いているんですが、単純に計算してもメモリの広さは2000倍になっているんですね、
笑いが出ちゃいます。
ハードディスクだって、、、当時は1MB=1万円くらいしたんですよ、、、、、価格比 12万倍!!
PC用のモデムなんて最近見かけることもなくなってきました。
こんなにハイスピードで変っていくこの業界の状況、パソコン通信なんて言葉さえも殆ど死語になっているんですね。
「だからconfig.sysの最後にdevice=****をつけて、、、、」とか
「NiftyならAir-Craftってすごーく便利なSOFTがあるんですよ、、、、」とか
「CBするなら井戸端ってやつがいいよ、でね、あそこで、、、、」とか
「/uってコマンド打つと誰がいるのか解るんだよ」とか
「パソコン通信で画像が見られるようになるかもしれないって、すごいね」だとか
「ミカカ代で破産です、、、、、(TT)」、「ご愁傷様」だとか(ミカカ=NTT)
「私のハンドルネームを間違えて入力しないでください!!」だとか
「現在長田区で布団が足りません、岡山に送ってください。そこから輸送します。よろしく」だとか
このニュースを聞いてなつかしーパソコン通信のフレーズをしんみりと思い出しました。
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